口臭の原因は歯周病から

歯周病が引き起こす口臭

歯周病が引き起こす口臭

口臭の原因の6~7割は歯周病です。歯周病になると歯肉が炎症を起こし、出血します。すると、血球成分や壊れた組織、死んだ細菌などのたんぱく質から構成されている成分が、
分解酵素で分解されます。そしてタマネギや卵やキャベツが腐ったような嫌な臭いを出す物質に変化して、口臭の原因となるのです。軽度の歯周病であれば、まわりが気にするほどの臭いではありません。しかし、進行した歯周病になると必ずというほど悪臭がまわりにも感じられるようになるのです。

 

口臭を断ち切るには、歯周病の予防・治療と日頃のケアを徹底する必要があります。

ご自分でできる口臭対策

歯周病による口臭は、ブラッシングで歯垢を除去することで抑えられます。また水で3~10倍に薄めたオキシドールで口をすすぐことも、口臭予防に効果的。その他、市販のマウスウォッシュで口をすすぐなどの方法も
口臭予防に役立ちます。

歯科医院でできる口臭対策

歯科医院でできる口臭対策

  • 虫歯・歯周病の治療
  • ブラッシング指導(TBI)を受ける
  • メインテナンス(PMTC、歯石取りなど)を定期的に受ける

※PMTC……PMTCとは、「専門器具とペーストを使用した歯科医師によるブラッシング」を指します。

歯周病はこう進行していきます